
今回の記事では茨城県桜川市に位置する雨引観音について紹介いたします。6月〜7月にかけてはあじさい祭が開催され、見事なアジサイが境内を埋め尽くします。6月中旬に訪れた際の様子も写真を交えて紹介しますので、気になる方は是非チェックしてみて下さいね。
雨引観音について
雨引観音(正式名称:雨引山楽法寺)は茨城県桜川市に位置し、安産・子育てのご利益があるお寺としても有名です。あじさい以外にも春は桜祭、ぼたん祭、つつじ祭、秋には紅葉祭と、季節ごとに様々なイベントが開催されています。また4月には日本二大鬼祭りとされるマダラ鬼神祭があることも大きな特徴です。


あじさい祭について
あじさい祭について
2025年は6月10日〜7月20日まで、あじさい祭が開催されます。境内では100種5000株のあじさいが栽培されており、期間中は見事なあじさいを鑑賞することができます。また6月21日〜7月6日には夕暮れから20時まで(土日は21時まで延長)ライトアップも行われるので、幻想的な夜のお寺を体験することができます。あじさい祭期間中は入山料として500円かかりますのでご注意ください。
6月中旬のあじさい祭レポ
私はあじさい祭が始まってわりかしすぐ、6月前半に訪れましたが、すでに沢山のあじさいが開花していました。
階段の両側をあじさいが埋め尽くしています。6月後半に向けてもっと増えるんでしょうけど、意外と早い時期でも沢山咲いていました。


所々に和傘の飾りもあり。色々工夫されているんですね…。


こんなフォトスポットも。


山の上のお寺なので地平線も見えちゃいます。


訪れた時期が早かったのであまり期待していませんでしたが、意外と沢山の種類のあじさいを楽しむことができました。また平日だったこともあり混雑もしておらず、ゆっくり回れたのはとても良かったです。
あじさい祭期間中の週末は毎年非常に混雑するようですので、平日に訪れるのが難しい場合は朝イチの時間帯を狙って行くのがお勧めです。期間中は朝8:30から開門しています。
ヤギとアヒルとクジャクたち
雨引観音の境内ではヤギ、アヒル、孔雀が飼育されています。意外とこれを楽しみに訪れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私が訪れた際にも何度かクジャクと遭遇しました。クジャクは境内を自由に移動しているので、うろうろしていれば何度か遭遇することになると思います。動物が苦手な方でもこちらから近づかなければ特に何もしてこないので、見つけたらびっくりさせないよう、距離をとって静かに見守りましょう。
遠くにクジャクを発見。静かに見つめていたらなんと目の前まで来てくれました。


きれいな尻尾




こちらはとっても元気なヤギ。ヤギのいる場所はちゃんとフェンスで仕切ってあって、逃げ出さないようドアが二重で設けてありました。中に入ることもできます。


アヒルちゃんたち。





こんなにたくさんの動物たちに会えるお寺ってめずらしいですよね。お寺の中で見るクジャクはどこか神々しく、何かいいことがあるような、不思議なパワーをもらえたような気がします。
交通手段
駐車場
山上より順に第1〜第5駐車場まで設置されています。小型車約300台駐車可能で、あじさい祭期間中も全て無料です。
電車、バスでの行き方
2025年より、市バス「ヤマザクラGO」はあじさい祭期間中の雨引観音経由を中止しております。観光客の利用が集中することで常態的な遅れが発生し、運用が難しくなってしまったようです。
変更期間中、雨引観音の最寄りバス停は「本木」又は「大曽根」となるようですが、いずれも徒歩で40分ほどかかる上、寺は山の上にありますのでずっと坂道を歩くこととなります。よって、車がない場合にはJR水戸線岩瀬駅からタクシー(約15分)で向かうのがベストな選択となりそうです。
ちなみにあじさい祭期間中以外の土日祝日には引き続き雨引観音経由の運行は継続されるようです。
最後に
今回は茨城県桜川市の雨引観音についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。あじさい以外にも見どころ沢山なお寺ですので、是非一度訪れてみて下さい。
それでは本日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回の記事も楽しみにお待ちください。